株式って何?なんで会社は上場するの?企業側と投資家側の目線

第二章-1:株式の基本
この記事は約4分で読めます。

 

「資産運用」「投資」

と言えば、頭に浮かんでくるのが“株式”ではないでしょうか?

株式って、なんとなく皆さんご存知だと思います。

 

しかし、いざ

「株式って何?説明して」

と言われると、説明できない人も多いです。

おそらく金融機関にお勤めの方も、株式の取引経験がある人も、同じではないでしょか?

なんとなく、分かった気にはなれるんですよね。

 

学校の授業では、簡単にでも株式とは何かという部分の解説が必要になるでしょう。

この記事では、株式はどんなものなのかを
・企業側
・投資家側
の目線に立って、簡単に解説していきます。

実際の高校生に対する授業でも、
「株式っていったい何?」
というところから始めていくと、順序だっていて理解も深まりやすいと思います。

企業側の目線:株式とは会社が資金を調達する手段

 

まずは、企業にとって株式とはどんなものか。

簡単に説明すると、会社が事業をする際の資金調達手段の一つです。

 

会社は儲け(利益)を出すために、事業を行います。
会社によって事業の種類は様々ですが、高い機械を買ったり、人材を雇ったりお金がかかります。

そのお金を調達する手段の一つが、株式を発行するという事になります。

株式を発行している会社を「株式会社」と呼びます。

 

他にも資金の調達手段は、融資を受けたり債券を発行するなど、方法はあります。

基本的にどの方法でも、借りたお金は期日までに返さなくてはなりません。

しかし、株式を発行して調達した資金は、返さなくてもよい資金になります。

返さなくても良い代わりに、お金を出してくれた出資者には株式が与えられることになります。

投資家側の目線:株式を買う行為は、企業を応援し、資産運用が出来る

 

株式を買付て保有する人・企業などは、「株主」と呼ばれます。

株主になるという事は、その会社の行う事業の後押しをしている事になります。

 

また株主になる事で、その企業から

・利益の一部をもらう事が出来る「配当金」
・その企業の提供しているサービスなどを受ける事が出来る「株主優待」
・企業の経営の決定に携わる事が出来る「株主総会での議決権」

を得る事が出来ます。

 

そしてご存じの通り、株式を買ったり売ったりすることで、利益を出したりすることもできます。

そのような事をやっている人を、私たちは「投資家」と呼んだりしていますね。

そして株式を売買したり、他の資産と組み合わせたりして資産を増やそうという行為を「資産運用」と呼んでいます。

企業・投資家共通:株主は会社のオーナー

 

株主は企業にとっての「オーナー」という立ち位置になります。

その為、株主は社長よりも偉いです。

企業の方針も、株主たちが決める事が出来ます。

例えば、誰を取締役にするか?などですね。

そして株式は無限に発行されているものではなく、限りがあります。

株式をたくさん保有すると、企業を手に入れる事が出来ます。

つまり、買収出来ちゃうという事です!

 

株主の権利(参考)
・1%超 株主提案権・議案通知請求権
・3%超 株主総会招集請求権・会計帳簿閲覧請求権
・10%超 解散請求権
・33.4%超(3分の1超)  株主総会特別決議の単独否決
・50%超(過半数以上)  株主総会普通決議の単独可決
・66.7%超(3分の2超)  株主総会特別決議の単独可決

 

株主の権利をグラフにまとめましたが、何のことだか全くわからないと思います。

このレベルは授業に触れられる事はないでしょう。

制限や細かなルールはありますが、

「発行されている株式を3分の2以上持っていると、その会社はあなたのもの」

という事なんです。

他にどんな株主がいるかで、実質的な支配をする為に必要な株数は変わってきます。

なおかつ、とんでもなくお金もかかってしまいます。

 

しかし、もちろん少額でも株式を買う事はできます。

その場合は、一口オーナーと言えますね。

ここでは、「株主は、企業のオーナー」という事を覚えておきましょう!

授業での伝え方も、難しい部分よりも、「株主は、企業のオーナー」という部分でイメージを持たせる事が大切だと思います。

株式を使う事で、企業側にも投資家側にもメリットがある

 

株式について、企業側と投資家側両方の目線から解説しました。

株式を使う事によって、

企業側は
・融資など借金をする以外で資金を調達できる

投資家側は
・配当金や株主優待など、株主になる事で恩恵を受ける事が出来る
・株式を売買して、資産運用を行う事が出来る

このようなメリットがあります。

そして発行した株式は保有すると、企業のオーナーになれるという事も分かりました。

今回の記事では、これらの事を覚えておきましょう。

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