投資信託の利益の出し方!2つの見るべきポイント

④投資信託の基本
この記事は約4分で読めます。

通常の資産運用や投資はもちろん、確定拠出年金・idecoの運用商品にもなっている投資信託

一番気になるのは、

「どのように利益を出すのか」

という部分でしょう。

 

投資信託も利益の出し方

【キャピタルゲイン】
・基準価額の売買益を得る
【インカムゲイン】
・分配金を得る

この2つになります。

この2つの利益の出し方は、パッと見は株式と同じような利益の出し方ですが、仕組みが少し違ってきます。

 

その違いの肝になってくるのが、「基準価額」「分配金」

この二つの言葉や意味合いを覚える事が、投資信託を理解するにおいて非常に大切になってきます。

 

という訳で今回の記事では、まずは理解の入口として
投資信託の2つの利益の出し方である
・キャピタルゲイン
・インカムゲイン
を解説していきます。

 

投資信託での運用を学ぶにおいて、基礎になる部分です。

是非、参考にしてください。

スポンサーリンク

キャピタルゲイン:基準価額を見る!

利益の一つ目は、キャピタルゲインです。

これは一言でいうと、買った価格よりも売った価格が高ければ得る事が出来る利益です。

この部分は、株式と全く同じです!

株式と違う点は、投資信託の値段の呼び方と単位です。

 

[値段]
株式の価格は「株価」ですが、
投資信託の価格は、「基準価額(きじゅんかがく)」と呼びます。
[単位]
株式の購入単位は「株数単位」ですが、
投資信託の購入単位は、10万口というような「口数単位」になります。
新聞やネットにこの基準価格が表されていますが、その基準価額は「1万口単位」で表されています。

 

まとめると、

投資信託のキャピタルゲインは、
安い基準価額で買って
高い基準価額で売る

という事になります。

 

ここは基本ルールなので、是非覚えておきましょう。

インカムゲイン:分配金を見る!

利益の二つ目は、インカムゲインです。

これは一言でいうと、保有していると収益の一部を得る事が出来る利益です。

 

投資信託には、「決算月」というものが決められています。

その決算月に”1万口あたり20円”など、保有している口数に応じて「分配金」というものが出る金融商品があります。

この分配金が、投資信託にとってのインカムゲインになるわけです。

 

決算月に関しては、
・決算月が毎月あり、積極的に分配金を出していく投資信託
・決算月が年に1回しか無く、分配金はあまり出さない投資信託
など、投資信託ごとに特色があります。
投資信託の情報で、過去○年間の分配金額のデータなどは見る事が出来るので、そこを投資の参考にしている方も多いですね。

 

分配金は普通分配金と特別分配金の2種類があります。
・普通分配金は、預けたお金の利益が支払われている。
・特別分配金は、預けたお金の元本部分が支払われている。
といった内容です。
その為投資信託は、「分配金が多い程良い」という商品ではありません。
スポンサーリンク

まとめ:投資信託も利益の出し方は2つ

今回の記事では投資信託の利益の出し方として
・キャピタルゲイン
・インカムゲイン
の2つを解説しました。

キャピタルゲインは、基準価額で売却益を得る。
インカムゲインは、分配金を得る。
投資信託の購入単位は「口数単位」
基準価額や分配金は、1万口当たりの数字で表される

投資信託の利益の出し方をまとめると、このようになります。

 

考え方としては、株式と非常に似ています!

しかし、
・基準価額の決まり方や変動要因
・普通分配金と特別分配金
これらは、株式の株価の決まり方などとは、まったく異なります。

同時に、投資信託の「仕組みの肝」になってくる部分です。

ここを押さえておくと、「金融リテラシ―が高い」と言えますよ!

 

別記事でしっかり解説しますので、是非合わせて覚えましょう!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました