通常の資産運用や投資はもちろん、確定拠出年金・idecoの運用商品にもなっている投資信託
一番気になるのは、
「どのように利益を出すのか」
という部分でしょう。
投資信託も利益の出し方は
・基準価額の売買益を得る
【インカムゲイン】
・分配金を得る
この2つになります。
この2つの利益の出し方は、パッと見は株式と同じような利益の出し方ですが、仕組みが少し違ってきます。
その違いの肝になってくるのが、「基準価額」と「分配金」
この二つの言葉や意味合いを覚える事が、投資信託を理解するにおいて非常に大切になってきます。
という訳で今回の記事では、まずは理解の入口として
投資信託の2つの利益の出し方である
・キャピタルゲイン
・インカムゲイン
を解説していきます。
投資信託での運用を学ぶにおいて、基礎になる部分です。
是非、参考にしてください。
キャピタルゲイン:基準価額を見る!
利益の一つ目は、キャピタルゲインです。
これは一言でいうと、買った価格よりも売った価格が高ければ得る事が出来る利益です。
株式と違う点は、投資信託の値段の呼び方と単位です。
株式の価格は「株価」ですが、
投資信託の価格は、「基準価額(きじゅんかがく)」と呼びます。
株式の購入単位は「株数単位」ですが、
投資信託の購入単位は、10万口というような「口数単位」になります。
新聞やネットにこの基準価格が表されていますが、その基準価額は「1万口単位」で表されています。
まとめると、
安い基準価額で買って
高い基準価額で売る
という事になります。
ここは基本ルールなので、是非覚えておきましょう。
インカムゲイン:分配金を見る!
利益の二つ目は、インカムゲインです。
これは一言でいうと、保有していると収益の一部を得る事が出来る利益です。
投資信託には、「決算月」というものが決められています。
その決算月に”1万口あたり20円”など、保有している口数に応じて「分配金」というものが出る金融商品があります。
この分配金が、投資信託にとってのインカムゲインになるわけです。
・決算月が毎月あり、積極的に分配金を出していく投資信託
・決算月が年に1回しか無く、分配金はあまり出さない投資信託
など、投資信託ごとに特色があります。
・普通分配金は、預けたお金の利益が支払われている。
・特別分配金は、預けたお金の元本部分が支払われている。
といった内容です。
その為投資信託は、「分配金が多い程良い」という商品ではありません。
まとめ:投資信託も利益の出し方は2つ
今回の記事では投資信託の利益の出し方として
・キャピタルゲイン
・インカムゲイン
の2つを解説しました。
投資信託の利益の出し方をまとめると、このようになります。
考え方としては、株式と非常に似ています!
同時に、投資信託の「仕組みの肝」になってくる部分です。
別記事でしっかり解説しますので、是非合わせて覚えましょう!
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