資産形成・資産運用をする際に選択肢に挙がってくる「株式」
もし投資をするなら、どんな会社を選びますか?
・国がバックアップしているあの会社?
・配当金が多い会社?
・株主優待が良い会社?
・今、株価の勢いがある会社? etc.
様々でしょう。
しかし、投資する会社を決めた時、ある疑問が浮かぶ事が多いです。
「この会社に、”今”投資して大丈夫なの?」
「この会社は、これから先も伸びていくの?」
大事なお金なので、「なんとなく、この会社でいいでしょ!」と勢いで決めるのも難しいです。
そのため投資の世界では、魅力的な会社かどうかを判断する分析手法が主に“2つ”存在しています。
2.テクニカル分析
です。
今回の記事では、
・ファンダメンタルズ分析とは何か?
・テクニカル分析とは何か?
を解説していきます。
この2つは深く知ろうとすると、かなり専門的な内容です。
学校の授業では、おそらくそこまで指導しません。
しかし株式の運用を仕事で行っている方は、2つの分析を行っています。
その為、どのような手法か?という概要的な部分は覚えておくべき内容でしょう。
ファンダメンタルズ分析ってどんなのも?
ファンダメンタルズとは、国・企業などの経済の状態を表している要因の事です。
日本語では「経済の基礎的条件」と言われますが、ファンダメンタルズの方が一般的です。
具体例を挙げると
・GDP
・財政収支
・物価上昇率
・雇用統計 etc.
このような社会科の政治経済で習うような、国のデータが使われます。
・業績
・財務状況
・自己資本比率
・専門的なもの(ROE,ROAなど) etc.
このような、会計学などに近いデータなどが使われます。
このような事を複合的に考えて、国や企業を分析していく手法が「ファンダメンタルズ分析」です。
しかし実際の分析では
・要人の発言(大統領や中央銀行の総裁など)
・企業の社長の発言やリリース(決算の説明会やメディアへの発言など)
これらを含めて分析する必要があります。
どのようなタイミングで使うの?
ファンダメンタルズ分析は、“どこの会社に投資をするかを決めるタイミング”などで使ったりします。
・この会社の価値は、現在の株価に比べて割安なのか?
・この会社は、将来もっと稼げるようになる会社なのか?
などという“企業価値”にフォーカスした分析になります。
その為、ファンダメンタルズ分析を使う事は、良い会社に投資をする助けになります。
なので、ファンダメンタルズ分析は”投資をする会社を決めるタイミング”などで使ったりする訳です。
テクニカル分析ってどんなもの?
テクニカル分析とは、過去のローソク足チャートや取引量(出来高)などを用いて、未来の値動きを予測する分析方法です。
どのようなタイミングで使うの?
テクニカル分析は、“いざ、会社に投資をするタイミング”などで使ったりします。
・この会社の株価の値動きで、今買い付けるべきなのか?
・いつこの会社に投資をするのがベストなのか?
などという“価格(株価)”にフォーカスした分析になります。
その為、テクニカル分析を使う事は、買付や売却をする判断の助けになります。
なので、テクニカル分析は”会社を買付・売却などの投資をするタイミング”などで使ったりする訳です。
まとめ:2つの分析は、同時に行うもの
今回の記事では、
・ファンダメンタルズ分析とは何か?
・テクニカル分析とは何か?
を解説していきます。
・国であればGDPや雇用統計など
・企業であれば業績や財務状況など
これらのデータを使って分析する手法です。
その為、“投資をする会社を決めるタイミング”などで使ったりします。
・ローソク足チャート
・取引量(出来高)
などを用いて、未来の値動きを予測する分析方法です。
その為、“会社に投資をするタイミング”などで使ったりします。
まとめると、このような内容になります。
今回は、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析という、2つの分析方法を紹介しました。
この分析というのは、“実際に投資をする際”に必要になってくる事です。
なので、「自分には関係ないや」と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、いざ少しだけ投資の勉強をしようと思って
・YouTube
・Webサイト
などで調べてみると・・・
「株価チャートでみると~」
「業績が〇〇%増益の為~」
「雇用統計が良い為、株式市場が好調~」
など、どうしてもテクニカルやファンダメンタルズなどの話が出てきてしまいます。
嫌悪感を抱かない為にも、今回の記事に書いてある程度の内容でも全然OKなので、是非覚えておきましょう!
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