年金2000万円問題~65歳になるころに2000万円持っていないと…

第一章:何故運用を勉強するのか?
この記事は約4分で読めます。

あなたは「年金2000万円問題」って聞いたことありますか?

結構ニュースになったので、ご存知の方も多いと思います。

すごく簡単に説明すると…

2019年の6月3日に、金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」という報告書を金融庁がまとめました。

その内容は、

男性の平均寿命は約81歳、現在60歳の方の25%が95歳まで生きる、まさに「人生100年時代」です。

65歳の夫婦が普通の生活(不自由しない生活)を95歳まで送るには、年金をもらう事に加えて2000万円の貯金が必要です。

皆さん、自分の身体だけではなく、運用等で資産の寿命も伸ばしましょう!

こんな感じです。

普通の感覚だと、「え!?2000万円必要なの?」って感じですよね。
(金融庁が試算している段階では、3000万円必要というデータがあったという話も…)

 

老後の資金は多くの人が「退職金」で準備すると考えていると思いますが、退職金制度自体がない会社が、19.5%あるようです
(引用:厚生労働省-平成30年就労条件総合調査)

 

しかも退職金のもらえる額も、平均で1700万円~2000万円になっているようです。
(引用:金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」令和元年6月3日)

でもみんな、ローンの支払いなどもありますからね…

だからどうにか自分でも頑張りましょう!という事で、指導要領に資産運用が加わったのだと考えています。

そんなこといきなり言われても、かなり難しい話です。

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実際に定年した時、2000万円持っているには?

定年した時に、2000万円持っているには毎月いくら貯金が必要なんだ!?

という事になります。

ちょっと試算してみましょう!

貯金した場合

現在のメガバンクの定期預金金利が0.002%が多いため、それを元に計算すると
(6か月の複利型の場合)

4大卒で働き始めると、毎月の積立額38,743円(定年を65歳で43年間の預け入れ)

高卒で働き始めると、毎月の積立額35,445円(定年を65歳で47年間の預け入れ)

(税金の20.315%は考慮していません)

 

年金運用にならった場合

前回の記事で、年金はGPIFという機関に運用されているという話をしました。

私たちが将来もらう年金も、国が運用している!?得しているの?損しているの?
20歳を超えると徴収されるお金 「国民年金保険」 これを支払うのは、自由意志ではなく"義務"です。 嫌だな~って思う人も多いのではないでしょうか? 正直、僕もそうです。笑 学生のうちは「学生納付...

現在、年率3.09%で運用できています。(2020年度第2四半期(7月~9月)時点)

年金の運用なので、比較的リスクは押さえた運用になっています。

実際、年率3.09%の利率で運用できたとすると…

4大卒で働き始めると、毎月の積立額18,754円(定年を65歳で43年間の預け入れ)

高卒で働き始めると、毎月の積立額15,929円(定年を65歳で47年間の預け入れ)

(税金の20.315%は考慮していません)

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年金2000万円問題は、金融教育において知っておくべきこと

計算して出した、それぞれの積立額を図にしてみました。

 

毎月の積立額とトータルの積立額、結構な差が出ましたね。

もちろん運用方法はもっとありますから、自分に合った運用で上手くやれば、貯金するよりは楽に年金問題も解決できる可能性は上がるでしょう。

人生には老後資金以外にも、様々なお金がかかります。

学生の方はもちろん、これを見てくださっている先生、お父さんお母さん方も、基本は”貯金”でカバーしようと思う方が多いのではないでしょうか?

もちろんそれも正解です。

しかし、
・運用という選択肢を知らないで貯金をする
・運用という選択肢を知っていて、あえて貯金をする
では、大きな違いがあります。

教育というのは、学生の選択肢を広げてあげるものでもあるでしょう。

金融教育の授業では、この2000万円の話をするかしないかは指導要領と先生の教えるスタイルにもよりますが(高校生に老後の話をしても、なかなかピンとは来ない為)、指導する側の先生や親御さんは、年金2000万円問題の概要だけでも知っておくべきだと思います。

その時には、是非このブログを参考にしてみてください。

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