私たちが将来もらう年金も、国が運用している!?得しているの?損しているの?

①勉強理由・基礎知識
この記事は約6分で読めます。

20歳を超えると徴収されるお金

「国民年金保険」

これを支払うのは、自由意志ではなく”義務”です。

嫌だな~って思う人も多いのではないでしょうか?
(正直、僕もそうです。笑)

 

学生のうちは「学生納付特例制度」という制度があって、支払いに”猶予”がつきます。

また社会人になってから、経済的に支払えない場合(失業した場合など)は免除制度もあります。

「免除できる分は、全部免除してやりたい!!!」

そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
(僕もそうですよ!笑)

 

何故、年金に対してこのように思うのでしょうか?

 

「若い人は、年金で損をする」

おそらくこのようなイメージを持っているからではないでしょう。

 

日本の公的年金は、現役世代が納めた年金を受給者に送るという「賦課(ふか)方式」がとられています。

日本は少子高齢化ですから、現役世代がこれからも少なくなってくるでしょう。

だから「年金は若い人が損!」というイメージを持ってしまうんですね・・・

 

しかし、日本の年金も頑張っています!

何を頑張っているか?

みんなのお金を運用しているのです!!!

 

「人の金を運用!?ふざけんな!」

こんな声が聞こえてきそうですが・・・

年金の運用、実はめちゃめちゃパフォーマンスが良いのです。

 

整理すると
皆さんに関係する一番最初の運用は、「年金」
年金の運用パフォーマンスは、良い!
このような状態な訳です。

非常に気になるところですね!

 

という訳で今回の記事では、
年金運用の概要・パフォーマンス・方法
を解説していきます。

年金は皆が払うため、みんなに関係してきます。

高校の授業でも触れると思うので、是非「一般常識」として覚えていただけたらと思います。

スポンサーリンク

年金は、国が株式や債券で運用

私たちが皆納めている年金。
・いったいどこが
・どうやって
運用しているかというと

厚生労働省所管の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF:ジーピーアイエフ)という機関が
・外国株式
・外国債券
・国内株式
・国内債券
で運用しています。

GPIFが運用している年金は、国民年金厚生年金の部分です。

 

フランクに言うと、国が年金で資産運用してるという感じです!

このような書き方をするとめちゃくちゃ怒られそうですが、事実です。笑

4ヵ月に1回くらいニュースで、「年金運用、○月~○月で○○円利益or損失!」って聞く事ありませんか?

あれがこのGPIFの運用な訳です。

 

では細かく、パフォーマンスと運用方法を見ていきましょう!

良いパフォーマンスの年金運用

 

一番気になる「どのくらい儲かっているのか?」

それがこちら

年率+3.70%
累積収益額+102.2兆円
※発表されている、2021年度第2四半期(7月~9月)時点まで
(参照:年金積立金管理運用独立行政法人)

現在年金運用資産額は、194兆1,197億円あります。

今の銀行の定期預金の金利って、メガバンクで0.002%程度、ネットの金利が良い銀行で0.05%がやっとの状態。

対して年金運用は、年率+3.7%です。

 

運用資金は、僕たちの国民の大切な年金。

当たり前ですが、他の様々な運用に比べて、リスクを抑えるような運用を行っています。

それでももちろん、銀行の金利と単純比較できるものではないです。

しかし丁か半かではなく、リスクを抑えて3.7%というのは、かなり魅力的だと思います。

スポンサーリンク

好パフォーマンスの年金運用の方法

 

そんな良いパフォーマンスの年金運用。

「じゃあ実際どういう運用を行っているの?」

となります。

ずばり運用方法は、「国際分散投資」と呼ばれるもの。

 

この運用方法は、簡単にイメージできるような説明をすると

「良い配分を決めて、世界中の株と債券を全部買っている!」

という事です。
(株や債券てどんなもの?というのは、今後のカリキュラムでしっかりお伝えしていきます)

 

なぜ国際分散投資を行っているかというと、世界経済の成長を利益として狙っている為です。

 

少し詳しく話すと

世界の人口って、UNIC(国際連合広報センター)という国際的な機関の予想では、今後も増え続ける予想です。
2050年に97億人に達した後、2100年に110億人に達して頭打ちらしいです。
(参考:国連連合広報センター)

 

世界では、人って1秒間に4.2人生まれて、1.8人亡くなっています。
1秒間で、2.4人増えているんですね。

国や地域によっても差はありますが、人は生まれてから亡くなるまで、衣食住などの経済活動を行います。

コロナなどの未曽有の事態は起こりますが、長い目で見ると世界経済の成長率は人口と共に上がっていく予想なのです。

 

実際にIMF(国際通貨基金)が2020年10月に世界経済の見通しを発表していますが、短期的な世界経済の成長率はマイナス4.4%予想ですが、2021年は短期的に5.2%、中期的には3.5%成長予想になっています。
(参考:国際通貨基金)

 

国際分散投資には、世界中の資産を買う事で、世界の成長に沿うような自然な上昇を享受しましょう。

そんな狙いがあるんです。

 

まとめ:身近に潜んでいた「年金」という資産運用

今回の記事では、
年金運用の概要・パフォーマンス・方法
について解説しました。

私たちの年金が運用されているという事を、この記事を読んで初めて知った方もいらっしゃると思います。

私自身、証券マンになってから初めて知ったことでした。

証券マン時代のお客様も、ほとんど知っている方はいませんでしたね。

 

年金が運用されている事は、調べるとすぐに出てきます。

運用方法もしっかり開示されています。

 

しかし、ご存じない方は非常に多いんです。

だって、学校でほとんど習ってないから。

 

分散投資がなぜいいのかなどの詳しい話は、今後しっかり説明していきます。

ここでは、

いつも徴収されている、高校生にとってもこれから確実に徴収されるであろう”年金”は、
・運用がされている
・銀行に預金している金利よりも、良いパフォーマンス
・資産運用って関係無い様で、全員に関係があるもの
この3つのポイントを覚えていただけたら幸いです。
スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました