皆さんが普段使っている商品やサービスなどを提供している会社は、上場していて株が買える企業が多いです。
では、その企業の株価は普段目にしますか?
では皆さんにとって、一番身近な”株価“と言えばなんでしょうか?
それは、日経平均株価でしょう。
しかし、肝心の日経平均株価って何なんでしょうか?
ご存知ない方は多いと思います。
という訳で今回の記事では、
・そんな身近だけど知らない日経平均株価基本や歴史
について解説します。
実際の授業でも必ず触れるでしょうし、生徒の皆さんも日経平均株価を聞いたことがある人は多いでしょう。
是非、参考にして下さい。
日経平均株価は、225社で構成
日経平均株価とは、日本の代表的な株価指標です。
よく世間で株が上がっただの下がっただの言われるのは、この日経平均株価の事を指す事が多いですね。
東証一部に上場している約2200社の中から、225銘柄を日本経済新聞社が選んで構成しています。
その為、呼び方として「日経225(にーにーご)」「日経平均」など略されることも多いです。
日経平均の歴史
簡単に、日経平均株価の過去を振り返ってみましょう。
日経平均株価は、1950年9月7日から算出が開始されました。
(指数自体は、1949年5月16日の東証再開日から算出されています。)
再開当時の日経平均株価は、176円21銭でした。
日経新聞社に移ったのは、1970年になります。
日経平均の過去最高値は、バブルの1989年
ここで、日経平均が歴史上で一番高かった時を振り返ります。
1989年12月29日 3万8915円87銭
まさに「バブル経済」の時でした。
この後バブルは崩壊し、「失われた20年」と呼ばれます。
このバブル経済は1985年のプラザ合意がもとで起こり、これにより「日本は2度敗戦した」と言われています。
バブル経済は、日本がプラザ合意により2度敗戦したために起きた。
くらいは覚えておいて良いかもしれませんね。
話を日経平均に戻すと、この記事を執筆している2021年3月2日が2万9663円50銭ですから、あと約31%上昇すると最高値になる計算です!
日経平均の過去最安値は、リーマンショック後の2008年
では逆に、日経平均が歴史上で一番安かった時を振り返ります。
「過去最高値がバブルならば、最安値はバブル崩壊後?」
そう思う方も多いと思います。
実は違うんです!
2008年10月28日 6994円90銭
ザラ場中に付けた株価ですが、終値でも7621円92銭でした。
何があったのかというと、リーマンショックです。
まとめ:日経平均は基本であり奥深い
今回の記事では、
・そんな身近だけど知らない日経平均株価基本や歴史
について解説します。
東証一部に上場している約2200社の中から、225銘柄を日本経済新聞社が選んで構成
・1950年9月7日から算出が開始
→再開当時の日経平均株価は、176円21銭
・過去最高値は、3万8915円87銭(1989年12月29日)
・過去最低値は、6994円90銭(2008年10月28日)
まとめると、このような内容になります。
この記事に書いてあることはかなり基本的な事ですが、とても大切です。
一言でいうと「日経平均は奥が深い」
・日経平均とは何かという概要
・日経平均の歴史
について触れるでしょう。
是非授業の参考にして下さい!
また、見てくださっている先生やお父さんお母さん方の
・授業をする前の勉強
・子供に資産運用を教える前の勉強
として日経平均を毎日チェックするだけでも違います!
株式というものに慣れてくるので!
とてもお勧めなので、是非やってみてください!
日経平均株価はとても奥が深いです。[②株式の基本]では掘り下げませんが、興味がある人向けに
・日経平均の算出方法
・日経平均の主役株
など、少しディープなところも金融リテラシー向上としてコンテンツにしていきます。
ぜひそちらも楽しみにお待ちください!
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