株主になると得られる、3つのメリット

②株式の基本
この記事は約7分で読めます。

投資や資産形成の対象となる株式。

株式を購入すると“株主”と呼ばれ、その企業のオーナーになることが出来ます。

 

株主になると、

・配当金
・株主優待
・株主総会での議決権

これらを得る事が出来るというメリットがあります。

 

実際に投資の経験がない方でも、“株主優待”“配当金”という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?

株主優待などは、企業の様々な商品が貰えるという趣旨のものが多いので、特に日本では好まれているように感じます。

 

しかしながら、
・どのタイミングで貰えるか
・どんな条件で貰えるか
など、詳しい部分の知識を持っている方は、案外少ないのではないでしょうか?

「なんとなく知っている」

こんな方が、多いと思います。

 

今回の記事では、
・配当金
・株主優待
・株主総会での議決権
この3つを少し掘り下げて、基礎の部分を解説していきます。

高校生の授業でも、この3つに関しては触れられると思いますので、是非参考にして下さい。

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銀行のに預けているよりもお得?配当金

まず最初は、配当金についてです。

 

皆さんは、銀行に預金をしていると、毎年少しずつですが「利息」を貰っていませんか?

銀行の定期預金金利は0.002%なので、100万円預けていると、なんと20円もらえます!

とっても嬉しいですね!笑

 

時間外手数料の足しにもならない利息ですが、株式でも所有しているともらえるお金があります。

それが配当金です。

銀行にお金を預けている=利息
株式を買っている(株主になっている)=配当金

 

利息と配当金は全く違うものですが、イメージとしては、銀行でいう利息のようなものと覚えておいても良いと思います。

実際に、銀行の利息と株式の配当金を比べて投資をするという方も多いです。

配当金の仕組み

では、配当金はどのような仕組みになっているのか見てみましょう。

 

配当金は、

株主がお金を出してくれて事業をやったことで利益を出すことが出来ました。
株主はオーナーなので、利益の一部を受け取り権利があります。どうぞ!

という仕組みです。

株主還元(かぶぬしかんげん)という言葉も使います。

 

しかし、どの企業でも配当金を出すわけではありません。

赤字だったり、配当を出さないという方針の企業もありますので、覚えておきましょう!

配当金の計算方法

配当金は、1株あたり○円というように表示されています。

例)100株所有している場合

その会社が1株1円配当金を出すと、
1円×100株=で100円の配当金を受け取ることが出来ます。

もらえるタイミング

会社によって様々ですが、配当金は年に1回~2回貰う事が出来ます。

「権利確定日」という日付があり、その日の取引が終わるタイミングで株を持っていると、配当金を受け取る事が出来るんです。

その為、「権利付き日」に株を市場で買っておく(約定しておく)必要があります。

 

権利付き日・権利確定日っていつ?

3月決算の企業の場合、
権利付き日は「3月最終営業日を含めた3営業日前」
権利確定日は「3月最終営業日」です。

中間決算(9月)のタイミングで配当金や優待がある場合も、同じ考え方です。

2月決算の企業は、2月と8月です。

このように、「企業が何月決算なのか?」を見て、決算月の末日に株を持っている(受け渡されている)状態になれば、株主優待や配当金を受け取ることが出来ます。

※権利付き日の翌営業日を「権利落ち日」と呼びます。一緒に覚えてしまいましょう

 

便利な考え方

この後説明する株主優待とも共通した考え方です。

「権利確定日」に株を持っていれば、配当金の権利はあると説明しました。

という事は、権利付き日に株を買って(約定を付けて)、翌営業日「権利落ち日」に株を売る(約定を付ける)という行為をしても、配当金や株主優待を受け取ることが出来ます。

権利落ち日に株を売却すると、株式が自分の元から無くなるのは「4月の最初の営業日」になる為です。

こちらも受渡日の考え方です。
是非、あわせて覚えておきましょう!

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お得な気分!株主優待制度

次は、株主優待制度についてです。

 

株主になると、その企業のサービスを受けられたり、商品がもらえたり、何かとお得な気分になる制度です。

株主優待で生活している人なんかもいて、言葉自体を知っている方も多いのではないでしょうか?

株主優待は投資を勉強するきっかけになりやすいので、授業では具体例う事は非常にお勧めです。

株主優待の仕組み

では、株主優待はどのような仕組みになっているのか見てみましょう。

 

株主優待は、

株主様がお金を出してくれて、私たち企業は事業が出来ています。
その株主様に御礼を差し上げます。

という仕組みです。

 

こちらも配当金と同じように、株主還元の一種です。

株主優待も、ある会社とない会社がありますので覚えておきましょう。

株主優待の具体例

様々な株主優待がありますが、授業でも取り入れやすい有名な株主優待を例に挙げてみます。

 

定番中の定番
オリエンタルランドです。

ここは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営している会社

オリエンタルランドの株主になると、ランド・シーで利用可能なワンデーパスポートが貰えます。

オリエンタルランドの株価は、17,835円です。(2021/2/11時点)

こちらも配当金と同じように、「権利確定日」に保有している必要があります。

100株以上の保有者は、3月末の権利確定日に持っていると、ワンデーパスポートを1枚貰えます。

 

株式は100株が一単位の為、100株×17,835円=1,783,500円

178万円でワンデーパスポートが貰えるわけです。

「178万円でワンデーパスポート1枚かよ!」
って思ってしまう方が多いです。
しかしこれは、大きな勘違いです。株主優待を貰っても、株が消えてなくなってしまう訳ではありません。
会社が株主優待の制度を変更しない限り、毎年毎年もらえるのです。

もらえるタイミング

こちらも会社によって様々ですが、株主優待も年に1回~2回貰う事が出来ます。

配当金と同じように、「権利確定日」のタイミングで株を持っていると、株主優待を受け取る事が出来るんです。

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あなたがオーナー!株主総会での議決権

最後は、議決権についてです。

 

株主は企業のオーナーです。

ではどんなタイミングでオーナーらしい動きが出来るかというと、「株主総会」です。

株主になると、株主総会という会社の経営など重要な事を決める会での議決権をもらえます。

 

議決権というのは、会社の取締役の選任などに対して賛成や反対、色々な意見などを言える権利です。

この場には、株主達がたくさん来ます。

一口オーナーだとしても、あなたの一票が清き一票になるわけです。

これが、会社の経営の方向を決めるのは株主と言われている理由になります。

+α残余財産分配請求権

メリットと言うにふさわしいかは微妙な為、+αという表現にしました。

おまけとして、残余財産分配請求権についてもお話しします。

 

「残余財産分配請求権?難しそうだな・・・」

こんな感想を持つと思います。

残余財産分配請求権を簡単に説明すると、

会社が解散した場合、債権者(借金をしてる方たち)に負債を返済します。
それでも残った財産は株主たちのものです。
株式を持っている割合に応じて請求できるよ。

このような権利になります。

 

言葉と意味に関しては、高校の授業でもやる可能性はあると思うので覚えておきましょう。

まとめ:株主の権利は、株式を学ぶ上での基礎知識

今回の記事では、
株主になると得る事が出来るメリットを3つ+α
を解説しました。

・配当金は、株式を所有しているともらえるお金。株主還元の一種
・株主優待は、株式を所有していると受けられるサービス。株主還元の一種
・株主総会での議決権は、企業のオーナーとしての権利
+α
・残余財産分配請求権は、会社が解散した場合に残った財産を請求できる権利

 

配当金、資産運用の基本的な考え方の一つになります。

また、株主優待もとっつきやすい内容でしょう。

今回の記事の内容は、株式を学ぶ上での基礎知識になっています。

是非、覚えておきましょう。

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