株式で得る事が出来る「2種類で3つの利益」

②株式の基本
この記事は約4分で読めます。

資産形成や投資において「利益を出す」という事は、非常に大切なポイントになります。

そして一言で「利益を出す」と言っても、利益の出し方は数パターンに分かれます。

 

投資の基礎と言える「株式」であれば、

【キャピタルゲイン】
・売買益を得る
【インカムゲイン】
・配当金を得る
・株主優待を得る

このように、2種類で3つの利益を得ることが出来るのです。

 

「どれがどんな種類の利益か・・・」

この部分をしっかり押さえておくことは、非常に大切な事でしょう。

 

という訳で今回の記事では、
・株式で得ることが出来る2種類で3つの利益
を解説していきます。

授業でも、このように”利益の出し方”とカテゴライズして指導する事はおススメです!

儲け話っていうのは、耳に残りますからね。
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株と言えば”キャピタルゲイン”

まず1種類目は、キャピタルゲインです。

これは、株式についている“株価”という値段を使い

「安く買って、高く売る」

という売買差益を得る利益の出し方です。

例えば、
株価が100円の会社を買い、110円になったら売る。
そうすると1株当たり10円儲かります。

このように、株価の上げ下げを利用して利益を出していく行為を、「キャピタルゲインを得る」と言います。

キャピタルゲインは、債券など”株式以外”でも使われます。
キャピタルゲイン=売買差益という事を、覚えておきましょう!
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株を保有していると得る事が出来る”インカムゲイン

2種類目は、インカムゲインです。

これは、株式を保有していると得る事が出来る利益になります。

具体的には、株式であれば
・配当金
・株主優待
の2つです。

それぞれ見ていきましょう!

銀行の利息のイメージ”配当金”

インカムゲインの一つ目として、配当金の説明をします。

配当金とは、会社が生み出した利益の一部を、株主に還元する制度の事です。

「権利確定日」という日に株式を保有していると、配当金を出している会社の場合は受け取ることが出来ます。

 

配当金を出してくれる理由は、
株主(=株式を保有している状態)は、企業のオーナーだから。
企業は、株主が出資してくれたお金を使って商売をしている為、その利益を株主に支払う事があるのです。

 

配当金は、1株当たり10円などという出し方をします。

その為受け取ることが出来る金額は、【所有している株数×1株当たりの配当金の金額】です。
※税金は考慮していません。

イメージ的に銀行の利息と似ている為、「銀行預金の金利」と「配当利回り」を比べて投資する方もいらっしゃいますね。
配当利回りとは
【1株当たりの年間配当金÷現在の株価×100】
コチラの計算式で算出された数字です。
配当が10円で株価が1,000円であれば、配当利回りは1%です。

お得なサービス”株主優待”

インカムゲインの二つ目として、株主優待の説明をします。

株主優待とは、自社のサービスや商品券などを、株主に還元する制度の事です。

「権利確定日」に株式を保有していると、株主優待を出している会社の場合は受け取ることが出来ます。

イメージ的には、配当金と同じ感じですね!

 

ただ、株主優待は“現金では無い”という事。

企業としては、配当金より株主優待の方が出しやすいですね。

まとめ:3つの利益は、表裏一体

今回の記事では、
・株式で得ることが出来る2種類で3つの利益
を解説しました。

株式で得ることが出来る2種類の利益は、
・キャピタルゲイン
・インカムゲイン
キャピタルゲインは、
「株価が安い時に買って、高い時に売る」などの“売買差益”
インカムゲインは、
・株式を保有していると得ることが出来る”お金”
配当金
・株式を保有していると得ることが出来る”サービスや商品”
株主優待

まとめると、株式では基本的に、これらの2種類で3つの利益を上げることが出来ます。

 

インカムゲインは、株主への利益の還元という事で「株主還元」とも言います。

株主還元によって株価も上下するので、すべての利益は表裏一体に繋がっています。

基本的にこの3つの言い回しや意味は、覚えておきましょう。

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